9月20日に講談社から『虎のたましい人魚の涙』というエッセイ集が刊行されました。

毎月連載している群像の「日日是目分量」約2年分+書き下ろし1本の計23本のエッセイが収録されています。

期せずして中編小説『氷柱の声』を書くとは思っていなかったころから、書いて、芥川賞候補になって、落ちて、会社を辞めるまでというなんだかとても濃密な2年間をまとめ上げるような作品になりました。ぜひ、書き下ろしとあとがきも読んでいただけたら嬉しいです。

装幀は名久井直子さん、装画はunpisさん、帯文は杉咲花さんと上白石萌音さんです。

発売1カ月でスピード重版となったそうです。びっくり。群像チームの皆さん、書店の皆さん、読者の皆さん、この本に関わってくださったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。日日是目分量の連載は続きますので、ぜひそちらもご覧いただけたらうれしいです。

また、『虎のたましい人魚の涙』に関していくつか取材を受けました。既に出ているものもありますが、雑誌やWEBメディアなどで順次公開されますのでそちらもよかったら見てください。

 

 

きれいな本!うれしい。