昨年都築響一氏のウェブマガジンに寄稿させていただいた

『Neverland Diner』二度と行けないあの店で が書籍化されました。

100名の「行けないお店」についての文章が読める、とっても豪華な1冊です。おそれおおくも数々の著名人の皆様の中にわたしも混ぜていただきました。

わたしは「見えない餅」というタイトルで、盛岡市の丸竹茶屋のことを書きました。

閉店してしまうお店への煮え切らない気持ちと、大学時代に感じていた「まちづくり」への違和感のお話です。

このご時世に「行けないお店」に思いを馳せることがなんだか別の意味を持つようにもなり、考えさせられます。

読み応え大の1冊、1月22日の出版予定です。ぜひどうぞ。

<詳細>

僕をつくったあの店は、もうない――。
子供の頃、親に連れられて行ったレストラン、デートで行った喫茶店、仲間と入り浸った居酒屋……。誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶。
「どこにあるかわかんねー」とか「もうなくなっちゃったよ」とか「事情があっていけない」、あるいは「くっそまずくてもう行かねえ! 」とか、そういう誰かの記憶に残るお店の数々を、人気芸人からアイドル、作家、ミュージシャン、映画監督、芸術家、マンガ家、イラストレーター、クレイジージャーニー、クリエイター、編集者に女王様まで、各界の著名人総勢100人が100通りの文体で綴る悲喜こもごもの人生劇場。

著者:総勢100名(掲載順)
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CINRANET:「二度と行けないあの店」を100組が綴る 都築響一編著『Neverland Diner』