はじめての絵本『あんまりすてきだったから』が刊行されました
はじめての絵本『あんまりすてきだったから』がほるぷ出版から刊行されました。
幼いころにわたしがファンレターを出した絵本作家みやざきさんと20年越しにはじめての絵本を作ることができました。夢のような気持ちです。
作・くどうれいん 絵・みやざきひろかず の、「お手紙」にまつわる絵本。編集は野分編集室の筒井さん、デザインはtento漆原さんです。
とってもかわいらしい1冊に仕上がりました。「わあ!すてき」と思った時のうれしさを手紙にする豊かさ、手紙を書いて出した後のどきどきそわそわする気持ちがより多くのこどもやおとなに広がるような絵本になっていれば幸いです。
(ちなみに『プンスカジャム』ははじめての“創作童話”。ひとくちにこども向けの本と言ってもたくさんのジャンルがあるのです!)
そして!なんとほるぷ出版さんが一筆箋を作ってくれました。もし手に入ったらぜひ、だれかにお手紙を書いてみてくださいね!
それから、みやざきさんのサイン、「く~っ」ともだえるくらい強烈にかわいいのでぜひゲットしてください。
(いまのところ、サイン本はすべてわたしとみやざきさんのダブルサインです)
7月3日には刊行記念のオンライントークイベントも行います!
参加無料ですのでぜひお申し込みください。
さらにさらに!原画展が開催されます。京都、盛岡、東京、大阪で巡回予定です。こちらは続報をお待ちください!
|以下絵本詳細|
『あんまりすてきだったから』
さく くどうれいん
え みやざきひろかず
<あらすじ>
歌手のうたごえがあんまりすてきだったから、こんちゃんはお手紙をかきました。
こんちゃんの心のこもったお手紙をはこぶゆうびんやさんは、なんだかうれしくなって、くちぶえをふきました。
くちぶえをきいたやまめは、なんだかうれしくなって、しぶきをあげてはねました。こんちゃんのうれしい気持ちが、ふしぎとみんなに伝わって…。
すてき! と思った人にはお手紙を出しましょう。
うれしい気持ちがどんどん広がる、くどうれいん初めての絵本。
<くどうコメント>
すてき!と思った人にはお手紙を出しましょう、と母に言われてみやざきさんにお手紙を出したのは幼いころのことでした。
それから20年ほど経ち、一緒に絵本を出せる日が来て本当にうれしいです。
インターネットやスマートフォンで、指先ひとつで気持ちを伝えられるいまだからこそ、
お手紙をだすことのうれしさが、こどもたちにも大人にも伝わる絵本が作れたらと思いました。