別冊文藝春秋9月号にエッセイが掲載されています
別冊文藝春秋9月号にエッセイ「御毛」が掲載されています。電子版のみの展開ですので、Amazonその他から電子書籍としてご購入下さい。電子版だから紙に証拠として残らないのでは?(?)と思い、思い切ってあんまり大きな声で言えない脱毛との格闘について書きました。
以下、目次
◆巻頭対談◆
・YOASOBI「音楽で紡ぐモノガタリ」
「小説を音楽にする」ユニットとして、言葉の可能性を切り拓く。異ジャンルを自由に飛び回るふたりが本音を語る
◆連載スタート◆
・島本理生「星のように離れて雨のように散った」
行方不明の父、未完の『銀河鉄道の夜』、書きかけの小説。三つの未完の物語の中に「私」は何を探すのか。人生の岐路に立った女子大学院生を通して描く魂の彷徨の物語
[新連載エッセイ]
自分がこんな小説を書くなんて数週間前まで考えもしなかった。失踪した父についての物語はいきなり始まった
・長浦京「アキレウスの背中」
シューズ革命に意識改革――まさに進化の只中にあるマラソン界のトップランナーに届いた脅迫状。犯人の狙いは何処に? ノンストップ・スポーツ・ミステリー、始動!
[新連載エッセイ]
警察嫌い、マラソン嫌いの私がなぜこの物語を書くのか。情報化社会が変える組織と人間、その葛藤に迫りたかった
◆ロングエッセイ◆
・凪良ゆう「覗き込んでみた、わたしの世界」
緊急事態宣言発令のその日、二〇二〇年本屋大賞は発表された。思えば私の人生は、ままならないことに満ちていた
◆対談◆
・住野よる×松本穂香「その『苦しみ』が未来をつくる」
学生時代の痛いエピソードから〝プレイヤー〟としての心構えまで。もがきながらも前に進む二人の青春対談
・村山太一(シェフ)×小川哲(作家)「別冊文藝春秋LIVE TALK vol.1[ダイジェスト]」
コロナ禍すら追い風に、問題山積の飲食業界を変えようとしている男がいる! サイゼリヤでバイトする〝異色の一つ星シェフ〟の成長戦略にSF作家・小川哲が迫る
◆短篇◆
・彩瀬まる「温まるロボット」
「東京にはもう、戻りたくない」妻の言葉にうろたえる僕
・寺地はるな「口笛」
姪の送迎に駆り出されるうちに、初音はその音を聞いた
◆インタビュー◆
作家の書き出し Vol.8 取材・構成 瀧井朝世
・桜木紫乃「親の言うことを聞いてよかったことなんてないでしょう? 家族へのわだかまりを仕舞う、という思いで書きました」
著者に訊く
・武田綾乃 『どうぞ愛をお叫びください』
◆連載小説◆
・相場英雄「マンモスの抜け殻」
巨大団地で起きた殺人事件で、新たな不審人物が現れて
・伊東潤「夜叉の都」
頼家が人事不省に陥るなか、政子と義時は次の手を打つ
・澤村伊智「邪教の子」
友達を助けるための救出作戦。だが、思わぬ落とし穴が
・今村翔吾「海を破る者」
元日、当主としての大仕事を邪魔しようとする者が現れ
・真藤順丈 「ものがたりの賊(やから)」
ついに動き出した纐纈城主を翁の一党は止められるのか⁉
・澤田瞳子 「星落ちて、なお」
父・暁斎とうり二つの絵。その描き手はあの人しかいない
・夢枕獏 「ダライ・ラマの密使」
武器を持つ追っ手に、幻術で挑むことにしたホームズたち
◆エッセイ◆
[Iの告白]
くどうれいん「御毛」